2022年度スローガン

 

地域共創

~未来を見据えた行動を~

 

 

~はじめに~  

私は本年で入会4年目となります。まだまだ若輩者でわからないことが多くありますが、思い返せば短い期間の中でも多くの学びや経験をしてきたと確信しております。非常に濃密な時間を過ごしてきた中には、共に苦楽を共にした仲間がいます。仲間たちとの意見交換や、目標に向かって創り上げたものを表現することなど、非常に大きな熱量を持って取り組んでいたと振り返ることが出来ます。そんな仲間たちと出会えたこの富良野青年会議所をより多くの方に理解していただきたいです。

私は中富良野町商工会とその青年部にも所属しており、地域への取り組みを行ってまいりました。地域の課題は後継者不足、少子高齢化、人口流出といった形で目に見えています。更には一昨年より続く新型コロナウィルス感染症の拡大といった、不測の事態についての対応や解決は単独では成し得ず、広い視野を持った上で様々な取り組みが必要と感じています。この青年時代により多くの仲間と熱い意見を交わし、真の意味で広域での取り組みを行うためのアップデートを図るためにも、この富良野青年会議所が必要になります。

青年会議所として何を目指すのか、改めて見るとJCI Missionではこのように謳われています。「青年が積極的な変革を想像し開拓するために、能動的な活動が出来る機会を提供する。」これは我々青年会議所メンバーが持つべき心の在り方であり、再度認識するべきことです。未来の地域のリーダーとして、縁の下の力持ちとして成長するべく、この富良野青年会議所でしか出来ない熱い時間を仲間と共に、修練・奉仕・友情を体現することこそが重要です。


~地域に頼られる人材とは~

 予測をしていない事象や経験をしていない事象に対して、多くの人は迷いや不安が生まれると考えております。これは至極当然であり仕方のないことかと思います。ですが1人で解決方法を模索することは難しいです。「三人寄れば文殊の知恵」ということわざにある通り、仲間と相談をするという行為そのものに価値があるのです。様々な職種が集まるこの青年会議所は職種に対する常識がないこともありますが、自らの常識を破ってくれる一手となりえます。

 共に悩み時間を共有して意見を言い合えるような仲間は、何物にも代えられない財産となります。多くの意見交換や様々な経験を経ることによって「見る・聞く・喋る」力を養うことが出来ます。これは地域のリーダーとして欠かせない素養と確信しております。

 これらを経て未来の地域に必要不可欠な人材となるべく邁進してまいります。


~まちづくりの基盤を~

 ふらの圏域には先輩が残した足跡が多くあります。これは地域のまちづくりに積極的に協力していること、また協力を依頼されることが非常に多くあるためです。様々な場面で先輩が関連していることがわかり、富良野青年会議所の一員であることに誇りを感じます。この脈々と繋いできた輪は決して絶やしてはならず、どんどん大きくし、持続可能な組織となるよう邁進するべきです。

 「まち」を構成するのは様々であります。特に環境が著しく変化する昨今であり、思わず足元を見たくなりますが、実際は「ひと」が「まち」を創り上げます。誰かがやらなければならないという状況が必ず出てくる中で、富良野青年会議所が前を向いて地域の先頭に立ち、「地域が参加したくなるまちづくり」を構築することによって、伝統を脈々と繋ぐ大きな輪が出来上がると信じております。

 まちづくりは経済の基盤となるものです。我々は青年経済人としてまちづくりに参加することのみならず、地域住民の方々にJC運動を理解していただくことで、更なる発展や持続可能なまちへと歩みを進めることが出来ると信じております。


~新しい仲間との出会いを~

 前述の通り私は青年会議所で様々な仲間と出会えました。友人もいればそうでない方もいました。しかし1つの目標に向かい本気で協力し合える環境ではありませんでした。

 立場が変われば意見も変わるということがはっきりとわかる瞬間であり、勉強できる瞬間でありました。友人と思っていた仲間の新しい一面を知れる機会がこの青年会議所にはあります。熱い意見を仲間と交わすこと、それに裏付けられた行動を見られるこの青年会議所は素晴らしいです。

 まだ見ぬ仲間たちと心を共に運動できるこの富良野青年会議所が、ふらの圏域の更なる発展への礎となれるよう邁進していきます。


~おわりに~ 

私は父と兄が富良野青年会議所に所属しておりました。このような縁もあり入会をして沢山の仲間や先輩と出会い、JCの輪に参加することとなりました。右も左もわからない私でしたが、時には優しく時には厳しく接していただき、入会するまではわからない青年会議所の魅力をはっきりと感じ、人間的に成長することが出来ました。この魅力を地域の皆様にも共有する運動をしていくべきです。

青年会議所では多くのトライ&エラーを繰り返しながら成長していきます。自分たちで集めた資金で運営を行い、青年のうちにより多くの経験を積み、地域に還元できる人材育成やまちづくりへと挑戦します。非常に厳しい情勢の中の僅か1年間の期間ではありますが、仲間と共に明日のふらのを築くための一歩を踏みしめていきます。

 

一般社団法人富良野青年会議所 

2022年度理事長 安藤 啓太